2009年4月26日日曜日

再再再度 スーザン・ボイルについて(笑)

と前後して吹き込まれたデモ盤がありました。

ほぼ同じ時期のもののようですが、声が若々しくすばらしいです・・・

で、これがそれ!






いや~・・・いいですね~

それしか言いようがない・・・

再再度 スーザン・ボイルについて

スーザンボイルについては
Wikipediaにもあっという間に投稿がされました。
すごい反響ですね。

<I dreamed a dream>はもう何度も何度も聞きました。
いやいや今でも聞いております(笑)。

しかし! 1999年チャリティCDのために吹き込んだ
<Cry Me A River>の方がすばらしいです。



10年前の吹き込みですから、彼女が37歳のころでしょうか。
う~ん・・・絶品です。

2009年4月25日土曜日

再度 スーザン・ボイルについて

スーザン・ボイルという女性をご存知でしょうか?
日本ではNHKがニュースで流したと聞きましたから、おそらく皆さまもご存知かと思います。
私はYouTubeに動画が流されて数日後に偶然から見ることになりました。一言でいえば面白くて感動しました(笑)。

ご存じない方のためにあえて解説しますと、イギリスにタレント発掘番組があります。アメリカ版の焼き直しのようなものだそうですが、要するに素人が出て自分の得意技を披露するという番組で、二年前にこの番組から自動車セールスマンからオペラ歌手になったポ-ル・ポッツが出たことで知られています。
今回のスーザン・ボイルはそれが再現したというわけですが、ポール・ポッツよりは断然感動度が違いました。
登場したスーザン嬢(!)は独身の47歳(当時)、教会のボランティアをしているごく普通のおばさん。というより、髪はボサボサ、太いゲジゲジ眉、お世辞にも美人とはいえない顔立ちで、誰もがTVに登場したことそのものに嘲笑をもらすような感じです。審査員のサイモン・コーウェルは辛口の審査員で、これまで数々の出演者を泣かしてきたといわれていますが、彼などははなからバカにしているようすです。
スーザンが夢はプロの歌手になることと言うと、サイモンはじゃ何故これまでなれなかったんだ!という始末。目標はエレイン・ペイジと言うと会場からは笑いが漏れました。審査員たちはさっさと歌わせて終わりにしようという感じでした。

彼女が選んだのは「レ・ミゼラブル」の中の一曲、「夢破れて(I dreamed a dream)」です。イントロが流れ、彼女が歌い始めるとその姿からは想像できない美声です。
サイモンが思わず驚きの表情をもらしたのは、これだけで番組史上珍しいことだったと言われました。会場は最初の小節以降総立ちで拍手喝采です。(選曲もよかったですね。)

私は最初海外サイトの画像で見たので歌詞がわかりませんでしたが、それでもひどく感動しました。
意味がわからなくても歌声とその情感、迫力で感動したのです。思わずティッシュを捜し求めました(笑)。それから日本語字幕付きのものを探し出し、ようやく歌詞を知りました。

そこで感じたのは、「翻訳は第二の創造」という言葉でした。複数の人がそれぞれ自分流に字幕を入れるのですが、言語をうまく意訳している人あり、聞き間違いをしている人あり、意味を取り違えている人ありとこれまたそれぞれです。
また、自分が聞き取れなかったか、重要でないと判断したのか、意外とポイントになる原語を訳していないことがあったり、そう訳したら審査員の気持ちと違うだろうというのがあったり、勝手な言葉を追加するなよ!というのありで、翻訳(通訳)の難しさを思わされました。

私もお客さんと中国へ出かけていくと、通訳をしなくてはなりません。日本のお客さんが品質について必死にくどくど説明するのを通訳するんですが、英語にするとほぼ半分くらいの長さになるんですね。遠まわしな表現も丁寧語もありませんから、それだけでも文章の長さが激減します。そうするとお客さんは私が本当に通訳したのか疑いの目で見るんです(笑)。
相手の英語を日本語にするときは、意味が通るように追加の言葉を入れますから、今度は相手が言った長さよりも長くなるんです。そうすると今度は私が勝手に自分の考えを付け加えているのではないかと、これまた疑いの目で見られます(爆)。

オリジナルの動画と、字幕つきの動画を見比べて、そんなことを思いました。

いまやスーザン・ボイル嬢は世界的有名人になりました。番組では決勝で勝ち残ると女王の前で歌えるという栄誉を授けられるそうです。世界中が応援しているでしょうね。

有名になると人がほっておきません。マスコミが押しかけ、はてはよってたかってスーザンさんの髪型、化粧、服装を変えようともくろんでいるそうです(笑)。実際最近目撃された彼女は、髪は栗色に染められ、眉も切りそろえられ、服装も垢抜けたものになっているようです。写真を見ると確かに大変身です!(笑) 
私的には元のままで変わらないでほしかった・・・(笑)

スーザンさんが合格(三人の審査員の「イエス」)をもらったとき、床を踏み鳴らし、腕を上げて吼えた姿がスコットランド人特有の喜びの表現だと知って、改めてイギリスにおける地域性(極端にいえば差別性)について考えさせられました。

小さい島国のイギリスですが、アイルランドを初めスコットランド、ウェールズ地方(ケルト人)など異文化地域があるという現実があります。おそらくスーザンさんが登場したとき彼女のいかにもスコットランド人風の姿が会場やTVの前の人々にある種の感情をもたらしただろうということは想像に難くありません。
しかし、彼女の歌声がその異文化を超えた感動をもたらしたというところに世界中の人が喫驚した一因ではないかと思います。

ま、ちょっとした「水戸黄門」のような感じがあったのが人気のもうひとつの理由かも・・・(笑) 歌声が「印籠」ですかね~(爆)

2009年4月22日水曜日

スーザン・ボイル

私はこれまでYouTubeをほとんど見たことがありませんでした。
いや、パソコンが古くて(ウィンドウズME!)動画を見るにはちょっと力不足なのです(笑)。

今思い出してもどうしてYouTubeを見ることになったのか思い出すことができませんが、
ともかくひょんなことからスーザン・ボイルがYouTube上でホットな話題になっていたまさにそのとき、彼女の動画を見てしまいました(笑)。

イギリスのタレント発掘番組とでもいうのでしょうか、その番組の一部が流れていました。
スーザン・ボイル(Susan Boyle)という女性が歌を歌うという、ただそれだけのことです。

しかし、私はその動画をなんと百回ちかく見てしまったのです。
しかも見るたびにティッシュが必要でした(爆)!

どう見ても見栄えのしないおばさんが出てきます。
47歳、独身、歌手になりたい。
それだけ聞くと会場の観客からも嘲笑が漏れます。
審査員たちも「こりゃ色物だわい」的な反応です。

そして彼女が歌い始めます。
最初の小節で会場はどよめき、次の小節に移るころには会場は歓声と拍手で大騒ぎです。
私も最初の歌声に「えっ?!」とのけぞりました。

彼女の歌声は聞くものをどんどん惹きつけていきます。
選択した歌もよかったですね。
レ・ミゼラブルの歌曲のなかの「夢破れて(I dreamed a dream)」でした。
初めて聞く私も思わず惹きこまれていきます。

そして何度聞いても涙が出てきます。
こんな経験はおそらく初めてではないかと思います。

スーザン・ボイルの飾らない普通のおばさん風采と彼女の歌声とのギャップがすごかったです。

いやー、歌ってこんな力があったんだと、認識させてもらいました。
日本の若い流行歌手との差が思われて、本来の歌とは何か?ということを考えさせられました。