2008年4月25日金曜日

taspo

taspo というのをご存知でしょうか?

そう、成人識別たばこ自動販売機用のICカードです。
タバコを買うのになんでそんな面倒なカードを使わなくてはいけないんだぁ~!
と、私は思っておりました。
いや、今でもそう思っております(笑)

そんなカードが必要になるのは先のことだからとのんびりしておりましたら、関西地方でもこの6月から適用になるそうだと知りました。
毎日、近所の自販機でタバコを買っている私はちょっと慌ててしまいました(笑)

何故毎日自販機でタバコを買うのか?
実はいつでも禁煙できるように(笑)、そして一日一箱を実行するために(笑)
・・・です!
だって、カートンでタバコを買っていると、それを全部すわないと禁煙できないからです(爆)

で、タスポを申し込みました。
現在、全国のタスポ普及率は喫煙者のおよそ8%だそうです。
つまり、ほとんど普及していないということですな・・・(笑)
先行導入した宮崎県や鹿児島県でも3割程度の普及率というのですから、タスポがいかに人気がないかわかるというものですね。

タスポの申し込みは手間と多少の費用がかかります。
申請自体は無料なのですが、写真をとらなくてはならないとか、年齢を証明する書類のコピーをとらなくてはならないので、そのための出費は必要です。
書類を調え申請書類に記入したら、これを日本たばこ協会まで郵送しなくてはなりません。
そして待つこと数週間・・・
ま、実際には一週間ほどで来ましたが。

試験場となった種子島では、タスポ導入後は一時的に未成年の喫煙が減ったそうですが、
その後、かえって増加してしまったという報道がありました。

たしかに路上の自販機を見てふとタバコを買ってみようという衝動的な購入は減るかもしれませんが、それ以上の効果はタスポにはないと思います。
カードをかざしてタバコを買うという作業は若者にとってはけっこう面白いゲームとして「歓迎」されるのではないかと危惧しますね。
男の子にとってこういう「おもちゃ」は退屈しのぎになって人気が出そうな気もします。
未成年者の喫煙防止策の一環として導入されたものですが、これがかえって仇となってしまうおそれもなきにしもあらずと思います・・・

最近の世の動きは何か本質を見失っているような気がしますが、
皆様はいかがお考えでしょうか・・・

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