2009年4月22日水曜日

スーザン・ボイル

私はこれまでYouTubeをほとんど見たことがありませんでした。
いや、パソコンが古くて(ウィンドウズME!)動画を見るにはちょっと力不足なのです(笑)。

今思い出してもどうしてYouTubeを見ることになったのか思い出すことができませんが、
ともかくひょんなことからスーザン・ボイルがYouTube上でホットな話題になっていたまさにそのとき、彼女の動画を見てしまいました(笑)。

イギリスのタレント発掘番組とでもいうのでしょうか、その番組の一部が流れていました。
スーザン・ボイル(Susan Boyle)という女性が歌を歌うという、ただそれだけのことです。

しかし、私はその動画をなんと百回ちかく見てしまったのです。
しかも見るたびにティッシュが必要でした(爆)!

どう見ても見栄えのしないおばさんが出てきます。
47歳、独身、歌手になりたい。
それだけ聞くと会場の観客からも嘲笑が漏れます。
審査員たちも「こりゃ色物だわい」的な反応です。

そして彼女が歌い始めます。
最初の小節で会場はどよめき、次の小節に移るころには会場は歓声と拍手で大騒ぎです。
私も最初の歌声に「えっ?!」とのけぞりました。

彼女の歌声は聞くものをどんどん惹きつけていきます。
選択した歌もよかったですね。
レ・ミゼラブルの歌曲のなかの「夢破れて(I dreamed a dream)」でした。
初めて聞く私も思わず惹きこまれていきます。

そして何度聞いても涙が出てきます。
こんな経験はおそらく初めてではないかと思います。

スーザン・ボイルの飾らない普通のおばさん風采と彼女の歌声とのギャップがすごかったです。

いやー、歌ってこんな力があったんだと、認識させてもらいました。
日本の若い流行歌手との差が思われて、本来の歌とは何か?ということを考えさせられました。

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