2008年2月3日日曜日

インフレとデフレ

近所のサティが撤退をしたのが昨年の秋のことでした。
近所にスーパーというものが他にないのでしごく不便なことになりました。
いちばん近い他のスーパーでも1.5キロも離れています。毎日買い物に行くのもままなりません。
2.5キロ離れたところにスーパーが新たにできました。
そこへ行ってみて、なるほどサティが撤退した理由が分かりました。商品の品揃えはほぼ同じなのですが、値付けが若干安めになっているのです。
車で買い物をするのなら、少々遠くても安いところへ行くのは人情ですね。

そのスーパーから道ひとつ隔てたところにディスカウントショップができました。
そのお店も食料品を扱っています。
今日、初めてそこへ行ってみました。
驚きましたねぇ!
そこはさらに安いのです。いったいどこまで安売りをするのか?と首を傾げるほどです。
もちろん消費者にとっては文句を言う筋合いではありません。

貿易関係に携わっている私は、仕入先からは値上げを言われ、納品先からは値下げを要求され、あいだにはいってけっきょくは自分の利益を削るほかない状況にあります。
こうして小売業の世界での苛烈な価格競争をみますと、なんとも複雑な気持ちになるのであります。
しかし、たんなる消費者となった私はニコニコしながら買い物をしたのでありました(笑)

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