2008年2月29日金曜日

定年

若いころ、定年といえば55歳でした。
そのころ自分ははたして55歳まで生きられるのだろうか?などと思ったものでした。
当時、55歳の自分を想像できなかったのですね。

今日、私はその55歳になりました!
ああ!そうだ! プロフィールを書き換えなければ!
もう「定年まぢかのお年ごろ!」なんて能天気なことを言っている場合ではなかった!

定年って、どんなイメージでしょうか?
私の中にあるのは、ひとつの会社を何十年と勤めあげて、ま、最後に1,2年課長か部長かあたりの役職を経験させてもらって、そこでようやく「双六の上がり」といった感じかな・・・
そのころには子供も独立し、孫の一人か二人もできている。
それが高度経済成長時代に育った私の定年に対するイメージでしたね。

私もそんな定年を迎えるのかとぼんやり考えていました。
しかし! 世の中、一寸先は闇でありますなぁ。
定年年齢になった私は勤続数十年を無事勤めあげた!などということもなく、昨日と同じ日を迎えたのであります!(笑)
定年のない世界に「落ち込んでしまった」私は「定年退職」というビッグイベントもなく、
ただひたすら毎日同じ世界であくせくしては小さなことにクヨクヨして暮らしているのです。

とんでもない「老人」に見えた55歳・・・
いま私はまさにその年齢にいる。
不思議なことであります。
悠悠自適の老後・・・とはまったく正反対の暮らしの中で
もがき、苦しんで、辛い日々を過ごしております。
不景気の世の中で先の見えない暮らし、長いトンネルをどこまでも歩いていかなければならないような日々・・・
ああ・・・なんてことでありましょうや!

「お誕生日おめでとうございます!」というメールは、契約しているプロバイダーのコンピューターメールのみ・・・
いやはや、長生きするは恥のみおおかりとはよく言ったものであります・・・
合掌・・・

などとしんみりと一杯やっていたのでありますが、
どうあがいてもこの現状から逃避するわけにもいかず、
ま、とりあえず、55歳の新しい人生を明日から出発するのみであります!(笑)

まずはプロフィールの更新から・・・(爆)

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